【ブリーチ毛に縮毛矯正】
本日のお客さん
履歴→定期的なヘアカラー、イヤリングカラー(ハイブリーチ)、3年前のブリーチ(毛先)
髪質→細毛、軟毛、広がり、波状毛
ブリーチしてあるダメージ毛に縮毛矯正はかけれるのか?という質問にお答えします。
結論を言えば髪の毛の体力が残っていれば大丈夫です。
髪の毛の体力=たんぱく質の量です。たんぱく質(アミノ酸、シスチン)は髪質によっても差があります。細毛軟毛は比較的少ないです。よってブリーチや日々のアイロンなどでたんぱく質が壊され、流れ、変異したりします。
特にブリーチを繰り返した髪の毛に縮毛矯正をかけるのは至難の技です。
そんなハイダメージ毛でも髪の毛の強度など体力が残っていれば可能です。→(ただしお客様によって髪質や履歴、お手入れの条件によってはリスクも伴いますので完璧に綺麗にならない事もございます)
《施術》
細毛にハイブリーチ毛にはph5の弱酸性ストレート
インナーブリーチはラップでカバーし、根元中間まで塗布、塗りはじめからタイムを入れトータル40分(ブリーチ部分、毛先は5分)→デンマンブロー→170度ストレートアイロン→2剤ブロム酸10分
綺麗にかかりました。しかし縮毛矯正はダメージをなくす施術ではありません。縮毛矯正後もシャンプーやトリートメント、乾かす前のケア剤などお手入れは大切です。
ブリーチなどハイダメージ毛に縮毛矯正をかけれる精度の高い技術をもった美容師さんはかなり少ないのが現実です。
ダメージが強いほどリスクもあり失敗もつきものです。
ダメージした髪の毛にお手入れをする以上に髪の毛をダメージさせない事が重要になります。
次回はダメージさせないためのアドバイスを説明します!
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